8月29日

13:40-16:30 学科教習・第2段階 #31,#32,#33
応急救護実習
万が一事故等が起きたときの応急救護を実習する。人を跳ねたりしたときはまず安全なところに移動させ、気道を確保し、脈を取る。脈がなければ、人工呼吸と心臓マッサージを行なう。その間に他の人に応援を頼んで救急車を読んでもらう。で、救急車が来るまで人工呼吸と心臓マッサージを繰り返す。
と、理論を習ったら、今度は実技。金髪のメリーちゃんというマネキンで練習する。この自動車学校は衛生面に気を遣っているらしく、マネキンの顔の表皮部分と、その上にかぶせるビニール(口の部分はガーゼになっていて、息が通る)を、一人一人に配ってくれる。
まず、マネキンの顔に渡された顔の表皮部分をつけて、その上から渡されたビニールをかぶせ口の部分ガーゼの部分がくるようにセットする。できたら、ひいてしまったところからはじめる。まず、左右、後ろを確認してマネキンに近づく。右利きならマネキンの左側にまわって、手を振りながら大きな声で「誰か、助けてくださ〜〜〜い」と助けを呼ぶ。恥ずかしい、、、、次に肩をたたきながら耳元で「もしも〜し、もしも〜〜〜し」とマネキンに呼びかける。小さな声から、だんだん大きな声で。これも恥ずかしい。
返事がなかったら(マネキンだから返事はもちろんないのだが)気道確保をして、耳を鼻にあてて呼吸を確認。呼吸が確認できないときは首で脈を取る。脈がなかったら、人工呼吸を2回行い、それからもう一回脈を取る。脈がなかったら、心臓マッサージ15回、人工呼吸2回を1セットにして、4セット繰り返し行い、その後脈を取る。脈がなかったらまた4セット繰り返す。
4セットやると汗が出てきて、けっこう疲れる。空腹時にこの教習を受けて、倒れた人もいるらしい。また、人工呼吸がうまく行かないと合格のランプがつかない仕組みになっている。一回目に付いても二回目につかなければやりなおし。連続で二回つくまで繰り返す。心臓マッサージも位置がずれてたり、押し方が浅すぎたり、深すぎたりするとランプがつかない。こつをつかむと意外と簡単にできた。
なかなかハードだったけど、興味深い実習で楽しかった。